臨床検査は、病気の発見や診断、治療の効果の判定ならびに経過観察に不可欠です。検査部では血液や尿などを用いた検体検査や心電図、超音波検査、脳波、呼吸機能検査などの生理機能検査を行っており、技師一同、迅速かつ正確で診療に有益な検査データの提供に心掛けています。そして臨床検査専門医が検査部全体のマネージメントや検査データの解釈・問い合わせに対するアドバイス、検査データの精度管理、検査法の標準化、新しい検査の開発、新しい検査項目の選定、臨床的有用性の確認などを行っています。また、2001年6月より検査部外来にて検査に関するコンサルテーション及び診療を行っています。検査に関する全てのことについてお尋ねになりたいことがございましたらお気軽にご相談ください。

2017年には自己抗体が原因で高中性脂肪血症をきたすという全く新たな脂質異常症のメカニズムを解明することに成功し、脂質異常症に関する臨床研究を実施しております。原因不明の脂質異常症で検査を希望される方はご相談ください。

この他、検査部では、感染制御部と協力し様々な感染症の診療や院内感染対策活動も行っています。

各種検査値異常、脂質異常症、動脈硬化症、高血圧、虚血性心疾患、メタボリック症候群、肥満、糖尿病、痛風、骨粗鬆症、内分泌疾患、甲状腺腫瘍、感染症など