群馬大学医学部附属病院 検査部・群馬大学大学院医学系研究科 臨床検査医学

ご挨拶

理 念

検査を通して患者さん中心の医療を推進する

教授・部長

臨床検査は、病気の診断、治療方針の決定、治療効果の判定、治療経過の観察など医療のあらゆる場面で不可欠のツールとなっています。また、健康診断や人間ドックなどにおいて病気の早期発見の糸口となるなど、予防医学においても重要な役割を担っています。

群馬大学医学部附属病院検査部では、患者さんが安心して安全な医療を受けられるよう、臨床検査技師と医師が協力して診療に有益な検査結果を迅速かつ正確に報告できるよう日夜努力しています。2016年には北関東ではじめて臨床検査の国際規格であるISO 15189の認定を受け、臨床検査の品質と精度の確保に取り組んでいます。

群馬大学大学院医学系研究科臨床検査医学では、検査部と一体となり、臨床検査を中心とした動脈硬化症、脂質異常症、糖尿病や内分泌代謝疾患などの様々な病態の解明に関する研究、食やスポーツと生活習慣病に関する研究などを推進し、感染制御部と連携して病院感染対策や感染症に関する研究を行っています。

群馬大学医学部附属病院は、新専門医制度における基本領域専門医の一つである臨床検査専門医の基幹研修施設になっており、これまでにも多くの臨床検査専門医を輩出してきました。

臨床検査技師、医師ならびに臨床検査医学の研究に興味のある皆さん、是非群馬大学医学部附属病院検査部ならびに群馬大学大学院医学系研究科臨床検査医学で一緒に臨床検査医学の更なる発展を目指して臨床と研究に取り組んで行きましょう。

技師長

検査部は、一般・臨床化学検査室、血液検査室、免疫血清・遺伝子検査室、細菌検査室、生理機能検査室の各検査室があり、病気の診断や治療効果の判定、治療経過の観察などを行うための臨床検査を行っています。

当検査部は2016年3月に国際標準規格であるISO 15189を取得しました。

  • 医療安全に配慮して検査を実施し、結果を報告する。
  • コミュニケーション力を向上させ、他職種との連携を深める。

を、検査部の目標として掲げています。
検査によって得られる結果は大変重要で、「正確で信頼性される検査データ」をお届けするために日々努力を行っています。